あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

山崎の今年の目標は
「自分が面白いと思うことを、本能と勘の赴くままに、大真面目にやってみる」

というとても抽象的なものなのですが、

これだと抽象的で自分でもよくわからないので、
「やりたいこと100選」を作ってエクセルにまとめました。

この「やりたいこと100選」の中には
・蛇を首に巻く
・トマト祭りに参加
・バンジージャンプをやる
など、ちょっとぶっ飛んだ内容のものも入っていますが、

・本を1000冊読む
など、わりと真面目に考えたものもあります。

さすがに1年で本1000冊を読むのは難しいと思いますが、
年間50冊(つまり、月4冊ペース)を目標に頑張りたいと思います。

ということで、昨日、本屋さんに行きました。
本当は暇つぶしがてら、参考書や問題集でも漁ろうかと思っていたのですが・・・
そこでなんとまあ、ずっと探していた本を発見。

15826695_1234471009963114_7473800653089159795_n.jpg

佐々木丸美『雪の断章』

実はこの本には思い出が詰まっているのです。

私の家は家族全員、本を読むのが好きで、
母は小学生の私と妹を連れて、毎週末になると図書館に行って、
借りられる限界まで本を借りては家で読んでいました。

当然、子どもの私は母が読む本の中から、
面白そうなものを引っ張り出して読むわけですが、
その中の1冊が、この『雪の断章』でした。

ある孤児の女の子が、最初に引き取られた家と折り合いが悪く、
運命的に出会った優しい男性の家に引き取られ、成長していく・・・
女の子が5歳のときから物語はスタートし、大人になるまでが描かれていて。

小学生の私は、400ページもあるこの本を、
コタツの中で一気に読んで、わあわあ泣いたんです。

本を読んで泣くのは、この本が初めての体験でした。


その後、何度もこの本を読みたいと思っていたのです。
ところが、探しても探しても見つからず。
実はこの本、1975年に出版されており、
私が小学生の頃には既に絶版になっていたのです・・・

更に、この本の作者は既に他界されていて・・・

それが昨日、何気なく入った本屋さんで見つけてしまい
ここで買わねばもう永遠に出会えないと思って買いました。

調べてみると、
また読みたい!との声が大きかったため、
別の出版社が復刻版を出したようなんですね。

400ページの長編小説です。
ストーリーそのものは、今読み返してみると
突っ込みどころ多数・・・という感じではありますが、
孤児の女の子の生き生きした姿が
とても美しい日本語で綴られています。

村上春樹のような(村上春樹も好きな作家さんですが)
独特の変な言い回しも少なく、
比較的ストレスなく読める良書です。

できれば、主人公と読者を重ね合わせて読むことのできそうな
小学校高学年から高校生くらいの年齢の方に
読んで欲しい・・・

(小学校高学年だとやや難しい語彙が多いかもしれません。
昔の私が読めたので、本の好きな児童なら問題ないと思います)


雪の断章 (創元推理文庫)




おすすめですので、ぜひ読んでみてください。

スポンサーサイト
2017.01.03 Tue l 山崎オススメ本紹介 l コメント (0) トラックバック (0) l top