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高校入学おめでとうございます。
楽しく学校に通えていますか?新しい制服を着て、毎日楽しい!と通っていれば良いのですが。

中には「学校が楽しくない」「合わない」だから「やめたい」「別の高校に転入したい」と考えている人もいるようです。

でもちょっと待ってください。
その学校を受験すると、最終的に決めたのは、あなた自身ではないですか?
少なくとも、その高校のどこかに魅力を感じたからこそ、受験したのですよね。

多くの高校受験生にとって、「自分の進路を自分で決める」というのは、初めての経験だったと思います。
「あの高校に行きたい」「家から近いし制服可愛いから行きたい」・・・理由は何でも良いのですが、
今から3ヶ月前、あなたがその高校を受験したとき、「ここに入りたい」と思って受験しましたよね?
あるいは、「滑り止めだけど、ここなら万が一公立がダメでも、入学したいな」そう思って受験したはずです。

自分の進路を決めるというのは、自分の選択に責任を持つ、ということでもあります。

だから、この時期に「学校が合わないからやめたい」「転入したい」という方はちょっと待ってください。

入学してからたった2週間弱。たったの2週間で、その学校の良いところが本当にわかりますか?
たった2週間で、クラスメイトの全員がどういう性格で、どんな子なのか、本当にわかりますか?



高校に入ってしばらくは、クラスに馴染めなくて、楽しくない、と思う子は多いです。
実際、私も高1のときはそうでしたし、現在高2の教え子たちも、昨年の今頃は
「学校つまんない」「合わない」「楽しくない」と愚痴を言っていました。

でも、それは仕方のないことなんです。仲の良い地元の友達と離れて、
自分の進路を自分で選択するというのは、そういうことなんです。
私なんかは高1の1学期、家に帰ってから毎日のように泣いていました。
数学の先生に酷いこと言われていたせいもあるんですけど(笑)、人間関係をうまく築けなくて、悩んでいました。

でもね、そういう経験をするから、人は成長していくんです。
そして、居心地の良い高校生活にするために、妥協するところを見つけ、妥協したり、自分を環境に合うように変化させて、なんとか適応しようとするんです。

その経験をきちんと積んでいないと、社会人になってから、「会社の雰囲気が合わない」「人間関係が悪い」と言って、数日で仕事を辞めてしまったり、職を転々とする生活が待っています。

あなたはそんな大人になりたいですか。一度冷静に考えてみてください。


「高校受験をして高校生になること」というのは、「大人になる第一歩」だと思います。
多少辛いことも、どうにかして自分で何とかしなければならなくなります。
ご両親も、あなたが成長するにしたがって、徐々に保護する手をゆるめてきます。
あなたにとって厳しい状況に陥ったとき、あなたはいつも「逃げる」という選択肢を選んでいては
人間的にも成長ができなくなってしまいます。

だから、高校1年生で当たってしまう「人間関係の壁」については、
どうか、何とか乗り越えて欲しいと思います。
乗り越えたとき、あなたは一歩、精神的に大人に近づけるのです。
・・・もちろん、イジメなどの問題で、どうしても高校にいけなくなってしまうこともあるかもしれません。
自分なりに努力したけれど、どうにもならない、そんな場合には
「編入」や「転学」という手を使うことも考えてください。

ただし、編入や転学は、リスクが大きいため、私自身はお勧めしませんが・・・。


編入とは、3月末付けで今の高校を退学し、4月から別の高校に通うことです。
転学とは、今の高校に籍を残したまま、新しい学校の転学試験を受けて、合格すれば春(あるいは夏・冬)から新しい学校に通う手段です。

編入の場合、今の学校は退学することになります。編入試験に不合格だった場合は、あなたの学歴は「高校中退」となります。
さらに、編入試験や転学試験に合格して、新しい学校に通うことになった場合。新しい学校ではすでに人間関係が出来上がっています。いくつかの仲の良いグループ同士にすでに分かれています。そんな中に、あなたは一人で飛び込んで、人間関係を作っていかなければなりません。もしかしたら「転入生だから」という理由でいじめられる可能性だってあります。そうなってしまったら、あなたがいくら「前の学校に戻りたい」と思っても、前の学校はもうあなたを受け入れてくれません。退学するか、通信制や定時制に入りなおすか、という選択肢になってしまいます。


現在私立高校に通っていて、公立高校への転学を望む場合、この場合は、私立高校側が転学を認めてくれないこともあります。
私立高校としては、いじめや両親の引越しで通学が困難になった場合を除いて、原則として転学を認めないところが多いです。
「学校が合わないから」という理由でホイホイ転学を認めていては、学費の高い私立高校からどんどん生徒が公立高校に流れていってしまうからです。


最後に、転学・編入学の試験は非常に難しく、さらに合格者数もとても少ないため、合格は困難です。
転学・編入学は、両親の引越しなどで今の高校に通い続けられない生徒のための制度です。だから高校側も、そういった「どうしようもない事情」の生徒を優先的に合格させようとします。「学校が合わないから」という理由では、合格が難しいのです。

また、あなたの望む高校が、転学・編入学試験を実施するかどうかもわかりません。転学や編入学については、「生徒に欠員が出た場合のみ募集をする」というのが一般的です。欠員が出るとはどういうことかというと、退学者がいたり、両親の引越しで学校を変わる生徒がいた場合です。つまり、あなたの望む高校の、あなたの学年の生徒が、1年間でひとりも退学をしなければ、転学試験は実施されません。

高校のカリキュラムは高校によってそれぞれ違いますから、転学後に学校内で落ちこぼれたり、前の学校とのカリキュラムの相違によって留年しないと卒業できないという場合もあります。(カリキュラムについては、事前に調べ、相談しておいたほうが良いでしょう)


このような事情を踏まえると、一家揃っての引越しやいじめなどの大きな問題がなければ、転学・編入学を考えるべきではありません。メリットよりもむしろ、様々な面でデメリットの方が大きいですから。



少々長くなってしまいましたが。
ご自身で選んだ高校です。そしてこの時期の高校1年生は、みんなどこかしらに悩みを抱え、苦しんでいます。
だから、すぐに退学や転学を考えずに、まずは自力でなんとかしようと努力してみてください。
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2014.04.15 Tue l 塾あれこれ l コメント (0) トラックバック (0) l top

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