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「生物知識ゼロからの、千葉大学園芸別科受験」
前回のお話・・・生物知識ゼロからの、千葉大園芸別科受験 その1




正直なところ、勝算はほとんどなかった。

高校ですら、生物の単位を落としたTさん。

学力は、ほぼないに等しかった。

過去問を1年分だけ見て、対策を立てた。

生物の範囲は中学で学習するレベルから開始。

中学範囲は2週間で仕上げて、高校の生物へと進む。

テキストは、中学生用の塾用問題集と、大学入試向けの市販参考書兼問題集。

高校の授業で使うような生物の資料集も購入してもらった。


週1回の授業では、用語の解説や仕組みの説明と、基本問題の演習を実施。

時には動画を見せながら、

時には図を見て口頭で、

たくさんの基礎知識をTさんに身につけてもらった。

正直、この時ほど自分が農学部にいたことを感謝したことはない。

Tさんは、家事に育児にと忙しい中、とても頑張った。

自宅で習った範囲の復習をしてもらった。

授業でやったことは、次の授業までにきちんと覚えてきた。

どうしてもできないところは、できない、と正直に申告してくれた。


私は過去問から、出題されやすいであろう範囲を予測し、

おそらく出題されないだろうというところは容赦なく切り捨てた。

切り捨てたのは生物で学ぶ範囲の半分以上。

切り捨てた半分以上の中から出題されれば、不合格は確実だ。


でも、3ヶ月しか時間がなかった。

重視するところを厳選し、そこだけ勉強してもらった。


入試は生物と面接だ。

データが少ないため、個別面接か集団面接かすらわからなかった。

予想される質問と、その回答例をTさんと一緒に作った。


「本当に大丈夫でしょうか?」

何度も聞かれ、私はその度に

「大丈夫です!何とかなりますから(笑)」

と言った。


生物をゼロから始めたTさんは、

12月には、私立大学の過去問で5~6割取れるところまで伸ばしてきた。

センター試験の過去問も解いた。

できないところは何度も基本に戻った。


1月の試験。

たった1年分の過去問から出題の予測を立てるのは難しかった。

それでも、私が「今年はここが出そう」と言ったところは出題された。

Tさんから受験後の報告が来たとき、やはり合格は五分五分だと感じていた。


でも、生物をゼロから始めて、たった3ヶ月で

「五分五分」と言えるところまではきたのだ。

どうしても園芸を学びたい、夢を叶えたい。

その気持ちが面接官にきちんと伝わるかどうかで合否は決まると思った。




そして、今日。

Tさんから合格の報告が届いた。

千葉大学 園芸別科 合格。

彼女と私の、3ヶ月間の戦いは終った。



私の塾では、大人になってから夢を叶えたい人の支援も行っています。

看護学校や准看護学校を受験される方が多いですが、

過去には大学の薬学部を受験し、合格した方もいました。


大人を指導してくれる塾はそう多くありません。

もし大人で、勉強したいけれど教えてくれる人がいない、

などという方がいらっしゃれば、ぜひご相談ください。


できるかぎり、サポートしたいと思っています。
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2015.01.31 Sat l 塾あれこれ l コメント (0) トラックバック (0) l top

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