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高校3年生と小論文&志望動機の対策。

小論文は同じお題で3回目なので、比較的スラスラやりましたが
志望動機にとても時間がかかりました。

1回目、とりあえず自力で書いた志望動機は
高校の担当教諭から”話にならないレベル”と書かれていました。

そこで、今日は自力で書いてくれたものをベースにして、
もっと踏み込んだことを書けるようにしてみました。

志望動機については、
まずは試験官に伝えたい事や書きたいことを項目別に箇条書きにして、頭のなかを整理します。
これが段落ごとの着地点(結論部分)となるので、大切な作業です。

次に、着地点を意識しながら、段落ごとに肉付けをしていきます。
基本的には小論文と同様に、言いたいこと、理由、具体例の3つで構成します。

この作業がなかなか大変で、”なぜその大学のその学科でなければならないのか”とか
教員志望の生徒なので”なぜ小学校でも中学校でもなく高校教諭なのか”とか
”なぜその科目を志望しているのか”とか
そのあたりにも言及しながら書いていきます。

こうやって考えを深めていくうちに、この生徒はあることに気づきました。
”先生、きっかけって正直言って不要じゃないですか?”

そうなんです。きっかけそのものを書くこと自体は悪くありませんが
試験官は別にきっかけなんて聞いてませんから。
どうしてその職業を目指しているのか、
どうしてその大学でないとダメなのか、
どうしてその学部学科でないとダメなのか
そこで何を学びたいのか
こういうことに重点を置いて書いていくことがわかれば、
”きっかけ”の話はほんの少ししか必要なくなるんです。

彼女の場合もまた、400字程度書いていたきっかけの部分を
省略して200字程度まで減らしました。

また、志望動機は深いところまで考えが及んでいないと、鉛筆が進みません。
詰まったときは参考書(大学の教科書)や私がパソコンで打ち出す資料、大学のパンフレットなどを
熟読し、自分の考えを踏まえた上で言葉を整理します。

一緒に考えながら書き進めていて思いました。
志望動機は自分を見つめ直す絶好の機会だなと。
書けば書くほど自分の考えの至らなさに呆れ、
語彙の少なさに嘆息し、
”本当にその職業でいいのか?”と自問自答し、
悩みながら1文字1文字書いていきます。

彼女の口からも「もう志望動機は書きたくない」という言葉が出ましたが(笑)
ちゃんとしたものを書こうと思えば思うほど
書けなくなるのはある程度しかたのないことです。

でも、志望動機に関しては
それで合否が決まると言っても過言ではないほど大切なものなので
ぜひ産みの苦しみを味わってください。

逆に言えば、しっかりした志望動機を書くことができれば
多少試験の点数が奮わなかったとしても
合格できるチャンスはあります。


今日指導した生徒さんの志望動機も
今回の指導で「完成」というわけにはいきません。
あと3回ほど練りなおした上で、自他共に納得のいくものにしていきます。
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2015.10.08 Thu l 塾あれこれ l コメント (0) トラックバック (0) l top

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