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こんばんは!

山崎陽子です。



今年度の大学入試。

今年は妙に厳しいな~という印象が残りました。

ネットを見ていても、阿鼻叫喚状態。

今年の入試は、本当に厳しかった…。



それをみなさんにお伝えしようと思って、

今日はこのことを記事にしたいと考えました。



実は、私が知らないところで

大学入試において「恐慌」のニオイがしていたのです。

気づいたのは今年度の入試が終わってから…

今年度の生徒さんには悪いことをしました。



では本題。

まずは昨年度の入試結果です。

合格者は、早慶上理の合計で1841人減、

MARCHで6893人減、関関同立で7090人減。

難関私大で合格者数が絞られています。



この影響が、今年の入試で強く現れました。

MARCHは悲惨な状況になりました。

また、今年は

中堅の大学も合格者を絞っています。

ほぼ全ての私立大学が難化した、という状況です。



原因は何か?

発端は、政府による補助金の削減宣言です。



文科省は定員超過の私大に対し、

補助金の削減を決めました。

例えば、定員8000人以上の私大では、

定員の1割を上回る学生が入学すると、

大学の補助金が全額カットされます。



大学は補助金を貰うために

合格者を減らすしかなかったのです。



今までは定員超過でもよかったんです。

超過でも教員や設備にかかる費用は変わりません。

だから、大学が定員を超えて入学させたら、

その分は丸儲けでした。

でも定員超過というのは、座席や教員が足りない状態。



そんな状態をなんとか改善しようと

定員の1割以上超過させたら補助金打ち切りね!

と、政府が言いだしました。



ちなみに2015年の時点での総定員超過率は

早稲田119%、立教119%、青山学院116%、

上智116%、明治114%、立命館114%、

中央114%、同志社113%、慶應111%、などです。


こうした大学が、

2018年からの補助金カットに備え

一般入試の合格者を絞りました。



もちろん私大の中の人も賢いですから

頭を使って対策するわけですよ。

定員を増やすことで、今の超過した入学者を

そのまま定員にしてしまえばいいじゃない!

と考えます。笑



一方で、政府は、

東京23区の大学の定員増加を

平成30年から10年間抑制する、と言い始めました。



その結果、とりわけ東京近辺の大学などが

2017年度の入学定員を増やしました。

東京だけで計3500人の定員増です。笑



でも、そんなものは関係ありませんでした。

今年は多くの大学が合格者を絞っているようです。

定員は増えているのに合格者は絞る、という

「ねじれ現象」も見られます。

補助金はそれだけ重要な財源なのでしょう。





ここで頭に入れておいていただきたいこと。

大切なのは、定員の減少ではなく、

合格者が減っている、ということです。

合格者人数は結果を見るまでわかりません。

定員が減っていないから大丈夫。

安易な考えで受験すると、大変なことになります。



今年は志願者増、合格者減という

きわめて悲惨な状況になっています。

来年は浪人生も増加するでしょうから、

浪人生の増加もあいまって、

さらに事態は悪化するかもしれません。



なぜ一般私大までがこういう事態に陥ったのか?

上の大学を受験して落ちた人が

滑り止めの大学に入学するからです。



これでは、中堅私大も定員超過してしまいます。

そのため、難関私大以外の大学も、

合格者を減らし、定員超過を避けようとします。



そうなると中堅大学の合格難易度がどうなるか?



不合格になった受験生が

玉突き状態で下へと押し出されます。



合格者を減らすというのは、

ボーダーが上がるということで、

つまり、合格最低点が上がるということです。



合格最低点が上がるので、

偏差値が上がるということです。

ここで注意いただきたいのは、

大学の人気や学びといった「質」とは

全く関係ないところで偏差値が上がる、

という点です。



さて、ここからは

大学の立場になって考えてみてください。笑

大学入試は偏差値で評価されがちです。

他の大学が一般入試の合格者を絞ったら、

自分の大学との偏差値差が開いてしまう。

それは受験者減少に繋がるので、まずいわけです。

だから入学者は「他のところ」で確保し、

一般入試で合格者を絞る。



一般入試組は必ず入学するわけではありません。

だから私大は

推薦や内部進学で一定量の生徒を確保します。

これが「他のところ」です。

入学者数が読めない一般入試を絞り、

推薦や内部進学など、入学者の数が見える入試方式を

今後ますます優先するでしょう。



下位・中堅校に在籍している高校生。

下の内部進学コースは勉強もせず大学へ。

大量の課題や補習をやってきた

特進コースは行き先なし。

こんな時代が来ています。



もちろん、高校の合格実績をみれば

輝かしい大学名が掲載され続けます。

でも、下位・中堅校ならほとんどが指定校推薦です。

一般入試合格者は誰もいないかもしれません。



今後の入試改革では、推薦入試やAO入試も

学力の担保がなされるようになるとのこと。

そうなるまで、

一般入試は割に合わない状況が続きます。



だから、今後の大学受験生は、

より高得点を目指して

受験勉強を頑張らなければなりません。

私大一般入試は本当に厳しい時代になりました。

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2018.03.04 Sun l 大学受験 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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